第5回 チャットAIの“その先”へ~AIエージェントという新しい相棒~
市田 親正(北里大学医学部消化器内科学)

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筆者は消化器内科医として臨床に従事しながら、横浜市立大学データサイエンス研究科で学んできました。

プログラミングや機械学習モデルに触れる環境の中で生成AIの急速な進化を実感し、今回は多くの臨床医がまだ触れていない「AIエージェント」について紹介したいと思います


◆AIエージェントとは

ChatGPTなどのチャットAIを使っている先生は多いと思われます。

では、「AIエージェント」をご存じでしょうか? 

チャットAIが「質問に回答を返す」のに対し、AIエージェントは指示を出すだけでファイル操作やWeb検索、文書作成などを自律的にこなします。

優秀な秘書に仕事を丸ごと任せるイメージです。

Claude Cowork、Claude Code、OpenAI Codexなど複数ありますが、Claude CoworkはGUI(Graphical User Interface)が直感的でコーディング経験がなくても扱いやすく(Fig.1,2)、Office系ソフトとの相性が良い点が私のお気に入りです。

課金が必須なのですが、その価値は十分にあります(私は月100ドル課金です)。

 


Fig.1 Claude Coworkの初期画面.
フォルダを選択し、自然言語で指示を入力するだけで作業が始まる。


 
Fig.2 Coworkでの作業中の画面.
指示に基づきAIが自律的にファイルを読み込み、文書を作成している様子。


◆AIエージェントの活用例

具体例を紹介します。

1つ目は学会発表スライドの作成です。

論文PDFや画像をフォルダに入れ、発表時間やテーマを簡単に指示するだけで編集可能なPowerPointファイルが完成します(Fig.3)。

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