症例7(問題②)
次の症例について、問題に答えよ。
症例:60歳台 男性
主訴:血便
既往歴:30歳代にて十二指腸潰瘍にて胃切除術後
嗜好:飲酒歴なし、喫煙歴なし。
現病歴:年に数回血便の既往があり、市検診の便潜血検査にて陽性を指摘、検査目的にて受診となった。胃切除後に関しては
上部消化管内視鏡検査は施行しており、下部消化管内視鏡検査希望となった。
現 症:身長:169.1cm、体重:68kg 、体温:36.4℃、血圧:134/82 mmHg。
脈拍:68/min・整。
身体所見:貧血・黄疸なし。胸腹部所見は異常なし。直腸診では血便なし。肛門鏡では痔核軽度。
検査所見: WBC 5860/μL、RBC 507万/μL、Hb 15.1 g/dL、Ht 46.1%、血小板 33.8万/uL、BS 91mg/dL、TP 7.1 g/dL、Alb 4.6g/dL、
T-bil 0.6mg/dL、AST 26U/L、ALT 40U/L、LDH 184 U/L、γGTP 14U/L、BUN 13.7mg/dL、Cr 0.74mg/dL、CRP≦0.05mg/dL
下部消化管内視鏡写真
問2 治療方針として正しいのはどれか。
A: 経過観察
B: 内視鏡的粘膜切除術
C: 手術
D: H.pylori菌除菌療法
E: 内視鏡的粘膜下層剥離術
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