第2回 概念図で頭の中にEUSの地図を作ろう 
大本 俊介(近畿大学病院 消化器内科)

 

 

どうも、近畿大学病院 消化器内科 医学部講師の大本 俊介(おおもと しゅんすけ)こと、 EUS channelを主宰している しゅん です。

第2回はコンベックスEUSをはじめるにあたって大切な要素である

概念図のお話です。

従来のEUS教育方法は、CTやシェーマで臓器の位置関係を考えてスクリーニングを行いますが、実際は消化管の外にある臓器を想像することは困難です。

現在よく販売されている書籍には「この操作はまず膵臓を反対にしてひっくりかえしたときのイメージです」と記載されていますが、

あなたはイメージできますか? 慣れないEUS中に、、、緊張しながら!

できませんよね! 少なくとも私は無理でした。

 

 

200件くらい経験を積めばイメージできるようになると思いますが、その頃にはEUSは既にできるようになっていることでしょう。

私が作成した概念図(Fig.1)は、「ただそこに見える管腔や臓器をEUSで追いかけたときに見えるもの」をそのまま図にしたものです。

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