第6回 ESDにおけるトラクション法: 開発経緯とPCM-CT (PCM with Single Clip Tracton) 
野村達磨(三重県立志摩病院 消化器内科)

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ESDは外科医の左手の代わりになるようなフードトラクションや、追加のトラクションを加えることで効率よく切除が可能です。そのため今までにさまざまな理想的なTraction法が考案されてきました。

しかし、病変に力を加えるタイプのTraction法だけでは、スコープの操作性まで向上されることはありません。そのために安定したスコープ操作を可能にし、かつ適切なトラクションを、病変直下の粘膜下層に加えることが可能なPocket-creation method(PCM:ポケット法)が有用とされます。

さらにわれわれは、ポケットの開放時にも、一つのシュアクリップで適切なトラクションを迅速に加える方法であるPCM-CT (Single Clip Tracton)を考案しました。

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