Tips296 CT colonographyで見る内視鏡の死角
鶴丸 大介(九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学分野)

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大腸内視鏡は優れた検査であることに疑いの余地はありませんが、それも十分に使いこなさないと意味はありません。

大腸には解剖学的にヒダが存在し、その陰に隠れるような病変もあるため、それらをできるだけ見逃さないように大腸を丁寧に観察する必要があります。

とくに屈曲の強い領域やヒダの多い右側結腸は要注意です。右側結腸は丈の低い鋸歯状病変や早期癌が好発する場所でもあります。

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