日常診療で遭遇する胃上皮下病変(subepithelial lesion ; SEL) には、その正体を明らかにするために超音波内視鏡下穿刺吸引法(endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration ; EUS-FNA)などが用いられますが、施設や病変の部位によっては粘膜切開生検(mucosal incision assisted biopsy ; MIAB)が有効な選択肢となります。
今回は私が実践しているMIABのちょっとしたコツをご紹介します。