ESDではさまざまなラインテクニックが開発されてきました。特にクリップを組み合わせて使うラインテクニックは、ESD中のカウンタートラクションや切除後潰瘍の縫縮など、もはやなくてはならない技術となっています。
しかしながら、クリップにラインを結ぶことは、結構大変ではありませんか? 私のようにカウンタートラクションデバイスを自作している先生方にとっては、暗い検査室の中で治療を中断して行う細かい操作は大変なストレスだと思います。また時には、時間をかけて結んだラインが途中でクリップから外れてしまう、なんて悲しい場面に遭遇することも…。
そんな時にはぜひ「Lariat Hooking Method」をお試しください1)(Fig.1)。