本コーナーは、”大腸内視鏡挿入法”勉強会の「二木会」と「gastropedia」のコラボ企画です。
【ご存じない方のために】二木会の基本情報です。
□二木会とは
・大腸癌死亡の減少を目的とし質の高い大腸内視鏡検査(total colonoscopy : TCS)の普及をめざしパターン化された挿入法を作成、改良する勉強会である。
・現在全国に800人以上の会員がおり、北海道、青森、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、京都、大阪、兵庫、鳥取、島根、福岡、大分、鹿児島、沖縄の16支部組織があり年間20回以上の勉強会を行っている。
□活動目的
(1) パターン化された大腸内視鏡挿入法 (二木会流挿入法)の作成・改良
(2) 自己の大腸内視鏡挿入技術の向上
(3) 日本全国津々浦々への質の高い大腸内視鏡検査の普及
(4) 大腸癌死亡の減少
□二木会流挿入法
直腸から盲腸までの挿入法がパターン化されていて、かつ挿入法を具体的に言葉で表現できる挿入法
・軸保持短縮法(ホールド法)
・ループ形成解除法(ループ法)
これらの融合が「二木会流」である
□二木会ページのURL
<今後の予定>
1 “すべては患者さんのために” 目的と心構えを確認しておこう 村田 聡(ムラタ胃腸内視鏡クリニック)
2.代表的な挿入法を知っておこう
3.技術的な知識を学ぼう
4.[実践]理想の画面を描出してみよう
5.アンケートで患者さんから客観的な意見を集めて統計を取ろう
6.他の術者に意見をもらい己の技術を磨きあげよう
7.定期的に目的・心構え・知識・技術を確認しよう