好中球(二村 聡の消化管病理用語集)

neutrophil

厳密に定義すると、顆粒球と呼ばれる細胞質に顆粒を有する白血球のうち、ギムザ染色における顆粒の染色性が好酸性と好塩基性の中間の顆粒球です。

細胞質には一次顆粒(アズール顆粒)と二次顆粒(特殊顆粒)が存在し、遊走能、粘着能、貪食能、活性酸素産生能 (殺菌能)などの重要な機能を有しています。そのため、生体内に侵入した病原体に対する防禦の最前線で働く顆粒球といえます。

HE染色標本では分葉した核を有する好中球(分葉核好中球)が認識されやすく、これが好中球の典型とされています。

 

 

 

 

 

 

 

こちらの「二村 聡の消化管病理用語集」シリーズhttps://gastro.igaku-shoin.co.jp/words より「病理」をクリックは、すべて以下のコンテンツ①②にリンクします!

 

【現在発売準備中】 
 
【コンテンツ①】
 
 


非常に丁寧でわかりやすい講義や解説で定評のある「二村聡先生」が、10名の若手消化器内視鏡医を集めて行ったシークレット特別講義の内容を独占収録いたしました!

まさに「ここでしか見ることのできない」貴重な講義動画です(このような機会は、おそらくもう他ではありません)

今回、2025年10月より順次発売させていただくことが決定いたしました(全14回を予定しています)!
 
 
【コンテンツ②】

動画講義のエッセンスを集めた「成書」も準備中(2026年ごろ、プレス発表予定)!
 
 
お楽しみに!!

 

著者

  • 二村 聡 : 福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科

タグ

  • 病理
  • 消化管