腫瘍細胞がB細胞の免疫形質を発現しているものをB細胞腫瘍と総称しています。
B細胞の成熟段階に対応させると、前駆B細胞腫瘍と成熟B細胞腫瘍に大別されます。
この大枠のなかに多くの疾患単位・病型が含まれています。
また、ただちにリンパ腫とは診断できないB細胞増殖症、たとえば免疫不全関連のリンパ増殖性疾患もB細胞腫瘍に包含されています。
したがって、B細胞腫瘍のすべてが生物学的に悪性腫瘍として振る舞うとは限りません。
すなわち、良性の経過を示すものもあります。
詳しくは最新のWHO分類 (いわゆるブルーブック)を参照してください。
また、胃と腸58巻7号の消化管リンパ増殖性疾患の分類1)も参考にしてください。
文献
1)二村聡,石橋英樹:消化管リンパ増殖性疾患の分類—病型・疾患単位の分類を中心に.胃と腸58:843-852,2023
