Revised European-American Classification of Lymphoid Neoplasmsの頭文字をとってREAL分類と呼称されています。
リンパ腫 (lymphoma)ではなく、リンパ球系腫瘍 (lymphoid neoplasms)という用語を使っている点も注目されます。
特筆すべきは、リンパ球系腫瘍全体を網羅し、著しく進歩した免疫学的、分子生物学的解析結果を積極的に取り入れることにより確立された個々の疾患単位・病型をすべてリストアップしたことです。
しかしながら、本来の分類とは言えず、単なる疾患の「リスト」であると指摘されることもありました。
そして、REAL分類の基本骨格はupdated Kiel分類ですが、そのことには一切言及していないこと、臨床側との協議を経ることなく病理学的な新しい提案として発表したことについて激しく批判されました。
なかでもKiel分類の提唱者であるLennert博士はREAL分類を誌上で糾弾し、「In other words, it is not actually classification.」という有名な文言を残しました1)。
文献
1) Lennert K : The proposal for a Revised European American Lymphoma classification:a new start of a transatlantic discussion.Histopathology 26:481-483,1995
