リンパ上皮病巣(二村 聡の消化管病理用語集)

lymphoepithelial lesion

「腫瘍性B細胞の上皮組織内浸潤巣」と組織学的に定義されています。

この用語はB細胞性リンパ腫に特化した術語ですから、T細胞リンパ腫やnatural killer細胞リンパ腫の上皮組織内浸潤巣には用いません (使用してはいけません)。

組織学的には腫瘍性B細胞が上皮基底膜側から上皮間に食い込むように浸潤し、低倍率では上皮が虫に食われたかのように見えます。

この様子は上皮細胞マーカーであるサイトケラチンに対する免疫染色で鮮明になります。

また、上皮が単離してバラバラになると、たとえば粘液性細胞質に富む上皮細胞は印環細胞のように見えるので、印環細胞癌と混同・誤認されることがありますので注意を要します。

 

こちらの「二村 聡の消化管病理用語集」シリーズhttps://gastro.igaku-shoin.co.jp/words より「 病理」をクリックは、すべて以下のコンテンツ①②にリンクします!

 

【現在発売準備中】 
 
【コンテンツ①】
 
 

非常に丁寧でわかりやすい講義や解説で定評のある「二村聡先生」が、10名の若手消化器内視鏡医を集めて行ったシークレット特別講義の内容を独占収録いたしました!

まさに「ここでしか見ることのできない」貴重な講義動画です(このような機会は、おそらくもう他ではありません)

今回、順次発売させていただくことが決定いたしました(全14回を予定しています)!
 
 
【コンテンツ②】

動画講義のエッセンスを集めた「成書」も準備中(2027年以降の発売予定)!
 
 
お楽しみに!!

 

著者

  • 二村 聡 : 福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科

タグ

  • 病理
  • 消化管