リンパ腫(二村 聡の消化管病理用語集)

lymphoma

リンパ腫は、免疫担当細胞のひとつでもあるリンパ球とその前駆細胞の腫瘍と定義されます。

現在、リンパ球からなる腫瘍は成熟/末梢性腫瘍と呼称され、前駆細胞からなる腫瘍はリンパ芽球性腫瘍と呼称されています。

また、病変発生部位の違いから、臨床の現場では節性リンパ腫と節外性リンパ腫という用語も使われています。


Fig.1 典型例の画像
a:MALTリンパ腫.表層型(佐野の分類),表層拡大型(八尾らの分類).
b:MALTリンパ腫.隆起型(佐野の分類),腫瘤形成型(八尾らの分類).
c:DLBCL.決潰型(佐野の分類),腫瘤形成型(八尾らの分類).
〔久米井 智,他:【全消化管 リンパ腫】肉眼分類(佐野の分類,八尾らの分類).増大号 消化管疾患の分類2024.胃と腸 59:616-617,2024より転載〕

 

 

 

 

 

 

 

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著者

  • 二村 聡 : 福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科

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