発赤(二村 聡の消化管病理用語集)

redness

粘膜の一部が赤くなる (赤みを帯びる)こと。

急性の炎症の場合、ほとんど例外なく見られる肉眼的な変化です。

古典的には病理学総論における炎症の四兆候のひとつで、「潮紅」と和訳されていました。

なお、実臨床では、この発赤に対し、「褪色」という用語が広く使われることがありますが、この用語は、単に病巣周囲粘膜と比較して白っぽい場合に用いられています。
内視鏡検査で使われている発赤や褪色という用語はあくまでも、周囲粘膜を比較対象とした際の病巣粘膜の見た目を表現したものです。

 

 

 

 

 

こちらの「二村 聡の消化管病理用語集」シリーズhttps://gastro.igaku-shoin.co.jp/words より「病理」をクリックは、すべて以下のコンテンツ①②にリンクします!

 

【現在発売準備中】 
 
【コンテンツ①】
 
 


非常に丁寧でわかりやすい講義や解説で定評のある「二村聡先生」が、10名の若手消化器内視鏡医を集めて行ったシークレット特別講義の内容を独占収録いたしました!

まさに「ここでしか見ることのできない」貴重な講義動画です(このような機会は、おそらくもう他ではありません)

今回、2025年10月より順次発売させていただくことが決定いたしました(全14回を予定しています)!
 
 
【コンテンツ②】

動画講義のエッセンスを集めた「成書」も準備中(2026年ごろ、プレス発表予定)!
 
 
お楽しみに!!

 

著者

  • 二村 聡 : 福岡大学筑紫病院病理部・病理診断科

タグ

  • 病理
  • 消化管