粘膜の一部が赤くなる (赤みを帯びる)こと。
急性の炎症の場合、ほとんど例外なく見られる肉眼的な変化です。
古典的には病理学総論における炎症の四兆候のひとつで、「潮紅」と和訳されていました。
なお、実臨床では、この発赤に対し、「褪色」という用語が広く使われることがありますが、この用語は、単に病巣周囲粘膜と比較して白っぽい場合に用いられています。
内視鏡検査で使われている発赤や褪色という用語はあくまでも、周囲粘膜を比較対象とした際の病巣粘膜の見た目を表現したものです。
粘膜の一部が赤くなる (赤みを帯びる)こと。
急性の炎症の場合、ほとんど例外なく見られる肉眼的な変化です。
古典的には病理学総論における炎症の四兆候のひとつで、「潮紅」と和訳されていました。
なお、実臨床では、この発赤に対し、「褪色」という用語が広く使われることがありますが、この用語は、単に病巣周囲粘膜と比較して白っぽい場合に用いられています。
内視鏡検査で使われている発赤や褪色という用語はあくまでも、周囲粘膜を比較対象とした際の病巣粘膜の見た目を表現したものです。
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