蚕食像
陥凹型胃癌の表面に露出した陥凹部と非露出部の境界に認められる微細な不整所見で,悪性診断の最も重要な指標である.
ひだ集中の有無にかかわらず,癌の辺縁に認められる.癌が粘膜表面に露出すると,同部はびらん性変化を受けて組織の欠損が認められる.
この組織欠損部と非癌粘膜上皮の境界が蚕食像であり,未分化型癌(por,sig)でより明瞭に認められる(Fig. 1, 2)1).
蚕食像
陥凹型胃癌の表面に露出した陥凹部と非露出部の境界に認められる微細な不整所見で,悪性診断の最も重要な指標である.
ひだ集中の有無にかかわらず,癌の辺縁に認められる.癌が粘膜表面に露出すると,同部はびらん性変化を受けて組織の欠損が認められる.
この組織欠損部と非癌粘膜上皮の境界が蚕食像であり,未分化型癌(por,sig)でより明瞭に認められる(Fig. 1, 2)1).