粘膜の一部が色褪せること。
なお、色褪せるといっても元々の色が何色であったかは問いません。
しかし、血液が通っている (内視鏡検査時の)消化管粘膜に比べて色褪せている場合に褪色と表現するのが適当です。
病巣部が真っ白に見える場合は、白色化と表現するのが適切でしょう。
内視鏡検査で使われている発赤や褪色という用語はあくまでも、周囲粘膜を比較対象とした際の病巣粘膜の見た目を表現したものであり、多分に主観的であることを知っておく必要があります。
褪色の英訳としては、蒼白を想起させるpaleが適当です。
