第004回 内視鏡デバイスの片手操作をサポートする
「フィンガーアシスター」松崎一平(山下病院消化器内科)

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用途 内視鏡デバイス補助具
開発者

松崎一平(医療法人山下病院消化器内科)
常見麻芙(医療法人山下病院サステナビリティ推進室)
中島清一(大阪大学次世代内視鏡治療学共同研究講座)

企業  株式会社キャステム

 

製品開発の背景

EMRやESD等の処置では、左手で内視鏡アングル、右手で軟性部の緻密な操作が必要となります。

高周波ナイフを内視鏡先端部から出したり引いたり調整を行う際に、初級者の方は右手を使うことが多いのですが、右手を内視鏡軟性部から離すと視野が不安定になります。

その課題を解決するための「two-fingers method」 と呼ばれる片手操作法があります1)Fig.1)。

 


Fig.1 two-fingers method.

 

この操作を習得するとあらゆる治療処置がレベルアップするので、私自身も練習してマスターしています。

しかし、当院の若手医師はその習得に苦労しており、そもそも高周波ナイフがその操作に適した形状になっていないという課題に気づきました。

我々はこの問題を解決するために、高周波ナイフの片手操作をサポートするフィンガーアシスター®を開発しました(Fig.2a,b)。
 


Fig.2a フィンガーアシスター®の外観. 

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