| 用途 | 単回使用高周波処置用内視鏡能動器具 |
| 開発者 | 本間清明(ほんま内科胃腸科医院) |
| 企業 | SBカワスミ株式会社 |
SBナイフJr2
SBナイフ(Fig.1)は、初心者でもエキスパートと同じようなESDを行えるように、また、エキスパートにとってもここぞという時に便利なナイフになるよう、小林真先生(市立四日市病院)らと開発しました1)。ここで学んだ開発経験を紹介します。
開発を実現させていくのは“思いを同じくしたヒト”
本ナイフの開発・製作にあたって、精密機器製作の卓越した技術を持つ西村幸氏〔リバー精工(当時)〕が従前、多くのメディアで紹介されました。
本稿ではもう一人の立役者、浅井秀昭氏(住友ベークライト社)を紹介します(Fig.2)。
Fig.2 浅井秀昭氏(右)と私.
(2013年、SBナイフが紹介されたブラジルの新聞紙面より)
彼は我々がハサミ型ナイフの検討を学会報告した時から強くその有用性を認め、「患者さんのために早く世に出して広めることが自分たちの役割」と話されていました。
また、当時のESD保険収載予測を把握してどのタイミングで発売するか、そのためにはどの時点までに開発を終えて量産体制を整えておくべきかといった、外の動きも見据えた開発予定をあらかじめ作っていました。
その予定通りにいかないこともありましたが、このことで、漫然と改良を繰り返すことなく、緊張感をもって常に最短コースを考える開発が進められました。
計画性を持った開発の大切さを学ばせていただきました。
