ESDのプロが教える「俺のスネアリング」
第021回[大腸]原点回帰!S状結腸の15 mm大隆起型病変に対する “The EMR(内視鏡的粘膜切除術)”
港 洋平(NTT東日本関東病院 消化管内科)

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※1カ月間の特別限定公開 3月16日(月)~4月16日(木)まで

[菊池先生による、港 洋平先生(NTT東日本関東病院 消化管内科)のご紹介(01:02)]

※音声が再生されますので、音量にご注意ください。

 

[病変の概要]

S状結腸に位置する15 mm大の丈の高い隆起性病変です。

白色光観察では発赤は目立つものの、緊満感、凹凸不整、潰瘍形成など、粘膜下層高度浸潤を示唆する所見は認めません。

一方、NBI拡大観察では腺管様構造の方向性不同を認め、血管の蛇行所見も伴うことから、JNET分類ではVessel pattern・Surface patternともにType 2B相当と判断しました。

以上より、0-Is、15 mm、cTis〜T1aの術前診断のもと、入院での内視鏡治療を選択しました。

一見、サイズのみを考慮すればスネアリングによる一括切除が可能と考えられますが、丈の高い病変ではスネア先端の位置を確認しながら絞扼することが難しく、同部位に遺残が生じて分割切除となるリスクがあります。

このような病変に対しても、えいやで一か八かのスネアリングを行うのではなく、自信をもってスネアリングによる一括切除を達成することが望ましいです。

 

[関連情報]

状況 入院EMR
使用スコープ OLYMPUS PCF-H290ZI(検査時) PCF-Q260J(治療時)
局注 あり
局注針 23G針 4mm
スネア AGSポリペクトミースネアH(AGS MedTech社製)
スネア幅 10mm
品番 AG-5076-241023
先端アタッチメント D-201-11802
高周波設定 VIO3:切開 EndocutQ effect 3, duration 3, interval 3  凝固 forced COAG 4.5
クリップ SureClip (Micro-tech社製)
品番 RO-C26235C(Miniタイプ)

 

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