第4回 頭頚部の観察について 
[前編] 内視鏡で頭頚部を観察すべき理由と観察すべき部位 
濱田 健太(岡山大学 実践地域内視鏡学講座)

本企画のテーマはEVIS X1 GIF-XZ1200の活用術です。解像度が劇的に向上しており、頭頚部癌の早期発見に寄与すること間違いなしですが、どれだけ機器の性能が向上しても病変を画面に捉えられなければ見逃します 。Fig.1はEVIS X1 GIF-XZ1200を用いた当科の検査で初めて指摘された中咽頭後壁の表在癌です。

Fig.1 中咽頭後壁の表在癌.

 

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