第6回 TXIが、胆管挿管に有用であった症例 
寺部 寛哉(久留米大学医学部 内科学講座消化器内科部門)

ERCPでは、胆管挿管の前に十二指腸乳頭部の形状・開口部・口側膨大部をよく観察することが、その後の効率のよい胆管挿管を成功させるための秘訣であることは言うまでもありません。

 

しかし、しばしば通常光による胆管開口部を認識することが難しいことがあり、むやみに乳頭部を突いてしまうことがあります。

 

今回、TXIモードを使用することで、胆管開口部が明瞭となり、胆管挿管に有用であったケースを経験しましたので報告します(Mov.1)。

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