このコンテンツは、“すべては患者さんのために” をテーマに、質の高い大腸内視鏡検査(total colonoscopy : TCS)の普及をめざしパターン化された挿入法を作成・改良する勉強会である「二木会」とのコラボ企画です。
(「二木会」についての説明はこちらの連載トップページをご覧ください。)
第3回は、 挿入に必要な技術について、二木会の林俊之先生(高橋医院)に解説いただきました。
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2.「ターン」と「ツイスト」、「やじろべえ」について
1)「ターン」と「ツイスト」
普通にスコープを回転させるとモニター画面上では管腔はスコープとは反対方向に回転します。すなわちスコープを右に回転させれば管腔は左に回転、スコープを左に回転させれば管腔は右に回転します。
動画1のモニター画面上左上のタイマーが0:25に6時方向にあるヒダがスコープを右に回すことで左に回転して0:42に12時方向に見えてきます。