鈴鹿中央総合病院 消化器内科の野村達磨と申します。
私は日々、消化管の治療内視鏡に取り組みながら、その中で生まれた工夫やアイデアを論文や学会を通じて発信してきました。
しかし何よりも好きなのは、実際の臨床現場で「どうすればもっと安全に、もっと確実に治療できるのか」を考えることです。
本連載「治療内視鏡~私の工夫〈Season II〉」では、私自身が日常診療の中で試行錯誤しながら生み出してきた様々な工夫をご紹介していきたいと思います。
■ Season Iで紹介した“日常の困りごと”と工夫
以前の連載「治療内視鏡~私の工夫〈Season I〉」では、ESD後粘膜欠損閉鎖、ROLM、U-EMR、ESDにおけるトラクション法、SSSCなど、治療内視鏡の現場で役立つさまざまな工夫を動画で紹介しました。
いずれも単なる新規手技の紹介ではなく、日常診療の中で直面する「どうすればよいか」という課題から生まれたものです。
〈Season I〉ラインナップ
| 第1~3回 |
ESD後の偶発症が問題になっている… 偶発症低減のための新規ESD後粘膜欠損閉鎖法の考案 |
|
| 第4回 |
ROLMは有用だけど,全層閉鎖に応用できるのか... |
![]() |
| 第5回 |
スネア先端が固定されない… 先端固定のための新規U-EMR法 |
![]() |
| 第6回 |
PCMは有用だけど、ポケット外の操作が不安定… |
![]() |
| 第7回 |
APCは広く使われているが、準備が煩雑… Snare-tip spray spark coagulation technique (SSSC)を用いたAPCのような止血法 |
|
| 第8回 |
ROLMは有用だけど難しい!? 〜難しさも克服へ> |
|
■ Season IIでは さらに“困る場面”へ
今回の〈Season II〉では、困難なESD症例の克服法だけでなく、日常診療で遭遇する“どうしたらよいか困る場面”を乗り越えるためのTipsを、実際の動画とともにご紹介していきたいと思います。
以下のようなテーマを予定しています。
| 第1回 |
浸水下で生じるあらゆる困難の克服! Gas-free immersion(GFI)systemを用いた |
| 第2回 |
全周食道狭窄をさせないための予防は剥離時から! 食道ESD後狭窄予防のための食道浅層剥離 “Shallow ESD” |
| 第3回 |
大腸大型Is病変の克服! S状結腸の80 mm大Is病変に対する |
| 第4回 |
憩室出血,発見から止血,予防までそれぞれをレベルアップ! 止血を極める~大腸憩室出血~ |
| 第5回 以降 |
各消化管ESDの困難症例の克服、シングルバルーン内視鏡やダブルバルーン内視鏡を用いた挿入術、 内視鏡的粘膜欠損閉鎖ROLMの歴史と最新Tips、EFTRと全層欠損閉鎖のTips、 キャストフードを用いた緊急内視鏡、イレウス管挿入術の工夫、Underwater ESD各論 など |
■ 7月1日(水)より連載開始!
「治療内視鏡~私の工夫〈Season II〉」第1回は 2026年7月1日(水)公開予定です。
Season Iをご覧いただいた方も、今回初めて本連載を触れていただく方も、日常診療で迷ったときのヒントとしてぜひご活用ください!
*本連載の記事を読むには、コミュニティ(治療内視鏡~私の工夫〈Season II〉)への登録が必要です。
(コミュニティに登録いただいた方には、本連載に関するお知らせをお送りする場合がございます。あらかじめご了承ください)
ROLMやキャストフードに関する論文(2022年)に先駆け、gastropediaで2021年に公開された
野村先生の<5分でレベルアップ!>シリーズはこちら!





