直腸癌診療 “こんなときどうする!?”【直腸癌コンサルテーションサービス CONNECT-RC のご紹介】

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消化器内科医、特に内視鏡医の先生方は、ESD後の追加手術適応をどう判断するかで悩む場面に少なからず直面します。
直腸癌、特に局所再発や局所進行例は診断や治療が難しく、R0切除の可能性や切除の可否判断には高い専門性と豊富な経験が求められます。
肛門に近い直腸癌では、肛門温存の判断に迷うケースもあるでしょう。

 CONNECT-RC は、直腸癌局所再発および初発直腸癌に関する相談(診断・治療・治療施設など)を、診療経験が豊富な専門家に無料で行える遠隔コンサルティングシステムです。
国内の医師であれば誰でも利用でき、全体の治療方針や切除可能か否かの判断に迷う場合、切除可能と思われるが自施設での手術が難しく手術可能な施設を探したい場合など、多岐にわたる相談に対応します。手術が必要な場合には、コンサルタントの所属する病院への受け入れに関する相談も可能です。

本連載は、CONNECT-RC のコンサルタントである 塚田祐一郎先生(国立がん研究センター東病院大腸外科)に、消化器内科医(内視鏡医)が困った / 対応に苦慮した 初発直腸癌症例、再発直腸癌症例を例に、コンサルテーションの実際をおまとめいただきます(全3回)。みなさまの日常診療の一助となりますと幸いです。